クリーム

ヴァンパイアのクリームのレビュー・感想・評価

ヴァンパイア(2011年製作の映画)
3.8
ヴァンパイアものが好きなので、観賞しましたが、これはクセが強く異色。ヴァンパイアとしては、綺麗過ぎるし、ヴァンパイアものとして観ると「?」。監督の世界観や死生観を堪能する作品なのだと思います。映画としては、映像も世界観も美しく、良かったです。

自殺志願者が集うサイトで知り合ったプルートとゼリーフィッシュは、プルートの提案で血を抜き取って自殺を行う事にします。しかし、プルートは彼女の血を抜き取るとその血を飲み、彼女を冷凍庫に入れ、立ち去った。彼はヴァンパイアで自殺志願者の血を飲む為に集めていたのです。



ネタバレ↓



プルートは、高校教師で本名はサイモン。彼はアルツハイマーの母に沢山の白い風船をつけ、自宅に閉じ込めていて、警察沙汰になります。しかし、沢山の風船は、身体の負担を軽くする為であり、警官は彼を気に入り、友人として釣りに誘います。警官は妹ローラを同伴し、彼女はサイモンを気に入り、その日から毎日の様に家に押し掛けます。
サイモンはヴァンパイアに興味を持つ人達のパーティーで会った男にサイモンが殺して来た人達が納められているスマホを観られてしまう。男に付き合わされ、男が女性に袋を被して窒息させ、ぐったりした女性の首筋にかぶりつき血を飲みレイプするのを観せられた。サイモンは逃げました。
次にパソコンで知り合った女性と待ち合わせると車の中に数人自殺志望者が乗っていた。森の中に停車し、一人の男が薬品を混ぜ、白い煙が充満。サイモンとレディバードと名乗る女だけが脱出し、彼女に自身がヴァンパイアである事を話した。彼女は誰にも話さないと約束し、血をあげてもいいと言う。
レディバードが冷凍庫を買ったので、自宅で殺して欲しいと言う。サイモンは彼女を殺せ無かった。
彼女はサイモンの為に生き、血を分け与える事を提案。条件は、誰も殺さず自分だけにする事。サイモンは初めて、首から血を飲もうとしたが出来ず、彼女に抱き締められた。
教え子で、以前自殺未遂を止めたミナが自殺未遂をした為、病院に呼び出され、サイモンは輸血するはめになった。
その頃、ローラがサイモンの家に侵入し、沢山の遺体を見つけた。家に着くと警察がいて、サイモンは捕まった。
サイモンは家にある冷凍庫の前で女性マリアの最後の言葉をカメラで録画する。彼女は冷凍庫の上に横たわり、これが自分の夢なら死ねないと言うが、サイモンはこれが僕の夢ならと問いかける。

ラストは、警察に捕まった後のサイモンの夢だったのかな?あの後が気になった。血を飲めないと干からびて、瀕死になるけどヴァンパイアは死なない。意識朦朧としている中の夢だったのかな?余韻残しは、好きでした。
ミナに輸血したので、ミナはヴァンパイアになったのかな?色々疑問が残る。変わった世界観だったが、嫌いじゃなかったです。

*まるこさん、ありがとう♪︎
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