Chico

パリ20区、僕たちのクラスのChicoのレビュー・感想・評価

パリ20区、僕たちのクラス(2008年製作の映画)
4.1
ドキュメンタリーだと思って観てた!こんな事本当にあるんだな、とか、良くこんなところ撮れたなとか。
そっか脚本あるんだ…
かといって面白く無いとか悪かったとかいう訳ではなく、それくらいリアルだったということ。教室の空気とか、生徒や先生のキャラクターも奥深い。

フランソワ先生生徒に煽られてキレまくるし暴言吐くし、大丈夫か?って思いながら観てたけど、特にスレイマンとのやりとり、生徒の良さを引き出そうとする所に教育者としてのセンスを感じたし、懲罰制に反対したり、真摯に向き合う努力も見えて、なんやかや人間味があっていい先生じゃないか、と思えた。説得力があった。

一つの教室にいろんな課題を投げ込んで先生と生徒の応答を、お互いの反応をみる。そんな実験を観察してるようで面白かった。

職員会議に生徒代表が出席できる制度、素晴らしいね👍
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