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釣りバカ日誌8のぉゅのレビュー・感想・評価

釣りバカ日誌8(1996年製作の映画)
3.6
2021年 鑑賞 21-185-9
BSテレ東 土曜だ!釣りバカ! にて
TVアニメ化、TVドラマ化もされた、やまさき十三先生(作)、北見けんいち先生(画)による、長寿名作釣り漫画を原作に、「男はつらいよ」「学校」「息子」「虹をつかむ男」等の山田洋二氏が脚本に入った、名シリーズのの第9弾。監督は引き続き栗山富夫さん(「スペシャル」を除く)。

ー 名釣りバカコンビのキューピッドと遭難騒ぎ ー
仕事よりも釣りと妻みち子(浅田美代子さん)をこよなく愛する鈴木建設の万年ヒラ社員のハマちゃん(西田敏行さん)。鈴木建設の社長のスーさん(三國連太郎さん)の旧友である榊の三回忌、その次女・真理(西山由海さん)は秘書として鈴木建設に勤めている。お線香をあげに訪れた榊家で、医者として独り暮らしを満喫している長女・和美(室井滋さん)に出会う。その場で大腸の具合を気にされ、和美の勤務先の病院で内視鏡検査とポリープの切除を行う。そのお礼にとスーさんは和美を釣りに誘い...

冒頭のルアー下りは、笑いのシーンの渋滞... 楽し過ぎ!

不景気、不景気の世の中。経費削減、あの仕事は先が見込めないから...等、どこか当時の日本を思い出す。

メインゲストの1人で、夜の来訪のハカセこと、湯川省平(柄本明さん)で、伝助の釣りの弟子で頭の中は配線まみれ... 例えるなら、「メロンの皮」「ターミネーター」だそう... そして、久しぶりに観た「合体!」の2文字。

メインゲストのもう1人、榊和美の勤務先の病院にて、スーさんの内視鏡検査とポリープの切除を行い、スーさんと釣りへ向かう!

ハマちゃんとスーさんの釣場ー いわき市。駅での和美とハカセのツンケンとしたやりとりも、海岸でのヒラメを釣った時には...和美はハカセが気になる模様に...

ハカセと和美のデート... ハカセの家のロケットが飛ぶシーンは爆笑だったが、ハカセと和美は、意外とお似合いなんだと思った。もうこの2人は、私たち周りにはコミカルに思えるが、2人がお互いに想い合う優しさで溢れたコミカルだから、それだけでいい!

ハカセと和美の結婚式後、渓流釣りへ出かけるが...

雷鳴、戻ろうというハマちゃん、粘るスーさん、岩場に足を取られるスーさん、悪天候、謎のキノコ、オババ... なによりも佐々木課長の特技が存分に発揮され...

いつもの懲罰委員会。ハマちゃんを潤滑油と例えた佐々木課長と、来賓の “あの小さい竿” が、ハマちゃんを助けた。タナゴ様様だなっ!

殿下こと小野寺昭さんの出演と、タクシー運転手役のビートきよしさんのキャラの温かみも最高だった!

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