これを限りに足を洗おうとしていた麻薬ディーラーがごたごたに巻き込まれる様を描いたマシュー・ヴォーンの初監督作品。
2020年117本目。
おしゃれだけどシュールなアクション映画を撮ることで人気のマシュー・ヴォーン監督のデビュー作。先ずはデビュー作と思えない豪華キャストにびっくり。ダニエル・クレイグ、トム・ハーディ、ベン・ウィショーなどなど。『ロケットマン』を撮ったデクスター・フレッチャーも役者として出演。ハリポタのダンブルドアとキングズリーも共演しとる。
デビュー作から音楽のシュールめな使い方とか撮り方は特徴的で、やはり今の彼の魅力はもともと持っていたものなんだなと。
一方で肝心のストーリーは登場人物がかなり沢山出てきて、方々で色んなことが起こるもののひとつひとつのエピソードが軽くてなかなか頭の中で繋がらなかった。アクションも多くはないし、少し退屈だった。