もた

ふたりの人魚のもたのレビュー・感想・評価

ふたりの人魚(2000年製作の映画)
4.2
この斬新だけどおしゃれな語り口すごいぞ

多分話の内容は、自称映像作家が、仕事先で出会った「人魚」との刹那の関係の空白を補完するためにつくりあげた妄想といった感じ
この壮大な妄想と世界の境界がだんだん曖昧になっていって、映像作家にとっての記憶=映画の中の事実となるというようなメタな流れはかなりグッときた

自分の中でパンクな映画という意味で、アレックスコックス監督並みに常識破りな大胆な作品でした
もた

もた