『アニーホール』のキャロル・ケインはかなり好き。だけど、シェリー・デュバルは全然可愛く撮れてない。嫌い。シェリー・デュバル好きなのになんでこんなことに……
以下、レビュー。
「馬鹿は相手にしないの」
と言われました。
えぇ、御察しの通り、私めは馬鹿でございますので、安直に低スコアをつけ、品格を存分にさげましたところで、マッドマックスでも観て阿保のように暴れまわることにします。
それでは皆さん、さようなら、さようなら、……さようならっ!
と、去っていこうとしたのですが、字幕&ウディアレンの語りではスベり散らかしていたギャグが、羽佐間道夫の吹き替えで聞くとすんなり笑えるんだから不思議です。
「いやぁ、ぼかぁ思うんですがね……」
「もー、カッカしない、カッカしないの!」
「あら、乗っちゃうね。ほらやっちゃうよ。ってなもんで……」
教養のない奴は死ねと言わんばかりの「知的な」アレンの喋りも、こんぐらいふざけてくれれば笑えるんだなーと。あの面白くもない喋りを除いた顔芸、すべり芸、車破壊ギャグなどは問題なく笑えたので、この映画は吹き替えで見るのがオススメです。