フェイスノーモア

URAMI 〜怨み〜のフェイスノーモアのレビュー・感想・評価

URAMI 〜怨み〜(2000年製作の映画)
1.8
ジョージ・A・ロメロ監督作のサイコ・スリラー。

家庭や職場で軽んじられることで多大なストレスを抱える主人公は、白い仮面に存在感のない自分を重ね、我慢することを放棄する。

簡単に言うと妻や上司に裏切られた男がキレて暴れるだけの映画なのですが、そこに白い仮面という存在感のない主人公を投影したアイテムが絡んでるような感じです。
ホラー映画としてもスプラッター映画としても非常に中途半端な上にこれといって盛り上がる展開もないので、最後まで鑑賞するのはやや苦痛でした。
雰囲気は悪くないのでもう少し主人公の見せ場があればまた評価は変わったと思います。