神木隆之介、浜辺美波等が主演の怪獣映画。
太平洋戦争末期、特攻隊でありながらも特攻する勇気のない主人公がある島に機体の不調という理由をつけて不時着する。
そこで目にしたのは地元民から呉爾羅と呼ばれる恐竜のような怪物。
終戦後、米軍の核実験によって巨大化したゴジラが焼け野原となった東京と戦争から戻った主人公を襲うのであった。
一部演技が臭いとかストーリーが陳腐とか思うところはありますが、そういった点を補って余りあるまとまりの良さ。
エンターテインメント映画として文句のつけようがありません。
『三丁目の夕日』の時から2時間という枠で映画をうまくまとめる監督だとは思っていましたが、今作でもその才能を如何なく発揮していたと思います。
CGのクオリティもかなり高かったので次回作があるとすれば期待です。
大人でも子供でも楽しめる映画はなかなか無いのですが、今作はその条件を軽々とクリアしていると思います。
