Mと修道院長の共演。
私は70代でも女性でも無いので理解が及ばないが、経済的不安が無く、有閑で未婚でも孫の様な男性に例えプラトニックであっても恋愛感情を抱くものだろうか?
そこがどうにもピンとこない。
愛情と独占欲というのなら、理解の範疇だ。
孫に抱く愛情の様なものをそれと取り違えただけだろうか?
時は1936年、お茶と庭園の花の手入れの日々に、漂着して介護が必要な異国の青年は確かに刺激的だとは思う。
恐らく相手が初老の男性ヴァイオリニストなら、こんなにノイズを感じなくて済んだと思う。
女性の老いに対する寂寥がテーマだというなら理解できなくも無いが、ウルスラの態度は重ねた歳の割にあまりにも狭量と言わざるを得ない。
アンドレアが受けた恩に報いているとも言い難い。
オルガ役の女優さん、一時期のK.ナイトレイっぽかった。