ラヴェンダーの咲く庭での作品情報・感想・評価

「ラヴェンダーの咲く庭で」に投稿された感想・評価

『ラヴェンダーの咲く庭で』という、素敵なタイトルに惹かれて鑑賞。

(あらすじ)
1936年イギリス、コーンウォール地方。ヨーロッパでは戦争が起ころうとしていたが、ジャネット(マギー・スミス)とアーシュラ(ジュディ・デンチ)の姉妹はいつもと同じように静かな日々を過ごしていた。
そんなある日、1人の青年が嵐の去った浜辺に打ち上げられる。アンドレア(ダニエル・ブリュール)と名乗る異国の若者を、2人は我先にと競って看病するが、時がたつとともに彼は特にアーシュラにとって大きな存在となっていくのだった。
アーシュラは、徐々に英語を覚える彼との楽しい会話、ヴァイオリンの音色への驚きを味わいながら、叶わないと諦めて心の奥底にしまいこんでいた、恋や結婚への憧れのような感情が沸き起こる・・・。



素晴らしいヴァイオリンの音色が、悲しく響きます。

内容的には、なかなか共感はできませんが、普通の生活に潜む感情を、起伏の少ないストーリーの中で丁寧に表現されています。

このレビューはネタバレを含みます

この作品は正直言って、評価しきれないというか評価してはいけない気がする。

主人公の姉妹特に妹の恋に感情移入がどうしてもできなくて
当たり前かもしれんけど恋される側の方が年代が近いからそちらの言動の方が理解できるし

妹の立場に自分を置き換えてみても下手したら孫くらいの年代に恋をする気持ちは

今の自分にはわからなかったし、年をとってもわかる気がしなかった
今の30代そこそこでも10代に対して、まれに一部異性としても好ましく思う事があったとしても、ほとんどが子どもにしか見れないのに


少女のように恋する演技は素晴らしいと思うけど
終始、果たして孫ほどの異性を異性としてみれるのか?という雑念に支配されて

恋が叶うか叶わないかだけが重要ではない結末なのはわかるにしても素直に受け止められない物語だった
起こり得ないほど珍しい事が起こるからこそ物語になるんだとも思うけどね
無

無の感想・評価

3.3
海の王子さま。
ダニエル・ブリュール祭り。
丘の家から見える浜辺に流れ着いた言葉が通じない、異国のヴァイオリニストの青年に恋をしてしまうばあさんの話。
もう最初からジュディ・デンチが乙女の顔になってて演技なんだかリアルなのだか分からないくらい、ときめいてるのが伝わってきた!
常に、にこやかでサラサラヘアの絶妙に良い感じの美青年が家にいたら惚れてしまうのも分かる。
ばあさんが美女に嫉妬したり、じいさんが美男に嫉妬したり、なんだかんだで最後は切ないけど、まあそらそうなるわな、という結末の作品。
ちなみにラヴェンダーが庭に咲いてた記憶なし。
切身

切身の感想・評価

3.5
マギーとジュディてっぱん。
歳を重ねても恋愛したいものだよね。


叶わない、似合わない、と思う恋ほど燃えるもの。
下手するとストーカーになりうるから要注意。
りーん

りーんの感想・評価

3.7
原題の Ladies ってところがいいなって。
海辺に住む老姉妹が、流れついた青年に恋してしまうお話。
若者が少ないあの場所だからこそってのもあるのかな…。その気持ちはいつでも誰にでもあるのに、「人生は不公平よ」ってそのとおりだと思った。
泳ぎに行ったときのシーンが好き。
また彼女たちの日常に戻る最後の後ろ姿がよかった。
いたずらっぽさのあるアンドレアがひたすら可愛い。バイオリン弾くときの表情が綺麗で見とれてしまった。
老姉妹と若者。

混ざり合いにくそうなものが、作品としてはしっかり形になっている。
いくつになっても人は恋をするもの、それは決して悪いことではないはず。

けど、感情移入するには色々と難しかった。
誰の視点にしてもピントがイマイチ合わず、傍観すること一択の見方しかできなかったのは残念。

単純に自分の思考では感情移入しにくかっただけで、作品としては全く問題はなかった。
himaco

himacoの感想・評価

4.0
歴代のフィギュア選手がプログラムに使用している“ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲”
とても思い入れがあるだけに、この曲が流れるだけで切なく鼻の奥がツンとする。

浜辺に流れ着いた青年アンドレアを助けた老女と言ってもおかしくない年齢の姉妹ジャネットとアーシュラ。

ときめき、恋心、嫉妬、苦悩。

アーシュラのアンドレアに対する表情や仕草はまるで少女のよう。
一喜一憂する姿が余りにも純粋で「年甲斐もなく」とはどうしても言えない。

そんな魅力的なアンドレアだけど、姉妹の家のメイドからの扱いは至って普通で、唯一その2人のシーンは切なさから抜け出せる。

“ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲”が流れるラストは切なくも清々しい。
ねまる

ねまるの感想・評価

3.6
「バイオリンと管弦楽のためのファンタジー」
は宇野くんがフィギュアスケートの演技で使ってたことでも有名ですが、
この映画の曲です。

ストーリーとしては、
マギースミスとジュディデンチの姉妹はイギリスの田舎町で仲良く暮らしていた。
ある日家の前の海岸に、外国人の青年ダニエルブリュールが流れ着く。
ダニエルを介抱するうちにジュディデンチはかなり年下の彼に恋に落ちていく。


マギースミスに見つからないように、ダニエルを寝かしている寝室に通ったり、
ポーランド人の彼に英語を教えようとしたり、
ダニエルに近寄る女の子からの手紙隠したり、
いちいち行動が可愛い♡

恋をするのに年齢は関係ありませんね。

当のアンドレア(ダニエルのこと)はというと、
天才バイオリニストなんだけど、
いたずらっ子でちょっと子供っぽいところもあったり…
そんなとこも含めて本当に天使でした。
Tommy

Tommyの感想・評価

4.0
【2018.06.28.WED】

2度目の鑑賞。

ジュディデンチが可愛いという
イメージのあるこの映画。
お姉さんマギースミスだったのね。

いくつになっても、
女性は恋をすると活き活きするのね。
アンドレアに恋しているアーシュラは
少女のようで可愛かった。

だけど変化に順応していく青年と
穏やかな毎日を送る女性とでは
やはりすれ違いが生じていくもので…
だけどやっぱりアーシュラサイドで
観てしまっているので
アンドレア行かないで、
やだ、あの人やだ、みたいな
そんな気持ちに私もなりました。

穏やかで平和な毎日と、
ラジオから流れてくる戦争のニュースと、
この対比が印象的でもありました。

それにしても。
20代のダニエルブリュールの破壊力。
なんなのよ。
やっぱり素敵すぎる。
キュンとしました。

アーシュラのHähnchenとHundchenを
言い間違えた感じが可愛かった。
kumi

kumiの感想・評価

3.5
英国の美しい景色を見ながら
老姉妹は花を愛し読書し、穏やかに暮らしていた。

ある時、意識不明の若い男性を助けるところから
お互いの均衡が崩れかかっていく。

『八月の鯨』の老姉妹リリアン・ギッシュ、
ベティ・デイヴィスを連想する。

また、映画の設定とよく似た「ピアノマン」事件は
その後どうなったのだろうかと思いだした。
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