ドラ

ラヴェンダーの咲く庭でのドラのネタバレレビュー・内容・結末

ラヴェンダーの咲く庭で(2004年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

巷で話題の「ピアノマン」事件に似ていると言われている映画。

海のそばの家で、おばの遺産と貯金で静かに暮らす老姉妹。
嵐が過ぎ去った次の日に、浜に流れ着いた青年アンドレアを助けるところから話は始まるのだ・・。
ドイツ語でしか話せないアンドレアが、ヴァイオリンの名手である事がわかって・・・
女二人で静かに暮らしてきたアーシュラとジャネットが、アンドレアとの暮らしに喜びを見出し始めた時に、アンドレアの才能をかい、彼に惹かれている若い女オルガが、結果的に老姉妹からアンドレアを奪い去っていく・・・ていう話なんだけど・・・。

これさー、エリザベス女王は号泣したらしいよ。

そして、私も号泣。

試写後、「ほろりときてる人はいましたけど、号泣してるのはひとりだけですよ。(笑)」と言われた・・・。

だってさ~、これ、主人公は老婦人二人なんだけど、ラブ・ストーリーなんだよ!
おばあちゃんが若者に恋をする。なんていうそんな下世話なもんじゃないのよ。
本当に純粋に恋をするの。
それが観ていてわかるのさ。
だからどんどん感情移入しちゃって。
恋をするのに年齢なんて関係ないんだなぁ・・・
もう恋なんて言ってる年じゃないなんて事はないのよ。
それが観てて、恋をしてるアーシュラはほんとにかわいいのよ。

そしてヴァイオリンの音色。
もーたまらんですよ。
エンドロールの間中泣き通し。
そして、エンドロールの最後の最後まで浸らせてくれる音楽。
いや~、めちゃくちゃよかった。

この映画でエンドロールの途中で席を立つ人は理解不能。(笑)

女の人には観て欲しい映画だったなぁ~。

7月2日にKBCシネマで公開。
北九州はわからない~!!
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