エルミタージュ美術館を舞台に、全編ワンカットという驚きの作品。
ずっとアトラクションに乗っているような感覚だった。緩やかにカメラが進み、扉一つ開けるごとに違った世界が広がっている。
脈絡なく、ふわりと自然にシーンが切り替わっていく感じはリアルに見る夢のよう。内装の美しさにうっとりし過ぎて台詞が入ってこない。笑
ボスのような細かい絵が描かれた廊下の柱や壁面の装飾が素敵だった*
暗い部屋の少し離れたところの玉座に3人の男がいるシーンと、「あの子たち軽やかね」と言われていた花冠にペールトーンのドレスを着た少女たちが妖精のように廊下を駆けるシーンが特に好き*
"小鳥たち"と表現されていたけど、少女たちの笑い声が本当に小鳥のさえずりみたい♡
今後作業中や就寝前に度々再生することになりそう*