このレビューはネタバレを含みます
人の感覚がどんどんなくなっていくお話。
嗅覚、味覚、聴覚、視覚、すべての感覚を通じて、私たちは記憶を思い出したり、大事なことを覚えていたりするのだなと思った。
儚くて切ない。
感覚がなくなってしまっただけで、ここまで生活や、人の感情に影響を及ぼすのかぁ。
触覚だけは生きていて、それだけで相手を感じていたラストが、綺麗で、でもすごく苦しかった。悲しかった。
見終わったあと、今自分がなに不自由なく生活できているのをありがたいと思ったし、もっといろんなものを見て、聞いて、感じようとおもった。
どんなに小さいことでも、しっかりと大切にしようと思った。