2007年9月のブログのコピーです
(2020/11/17追記 公開当時名画座で観た残酷シーンありのバージョンはインターナショナルバージョン らしい)
ブレードランナーは、劇場公開時に8回見に行った映画だ。
SFが好きで世界観が気に入ったとか、そういうのじゃぜんぜんなかった。
ルトガー・ハウアー演じるロイ・バティが電話ボックスでレオンに「家に人がいた」と知らされるシーンの「Men...? Police....Men....?」の顔にノックアウトされた。
(レオンは、後にシンディ・ローパーのShe bopsみたいな歌のプロモーションで発見したが、本人だろうか、IMDBでも確認できない)
もうかっこよくてかっこよくて、この斜めアップ顔を見るために、劇場に8回も足を運んだのだ。
その後、JFセバスチャンの家を拠点にした時、コートを脱いだら樽のようなお腹が出てきてプチショックを受けたが、でも、あの顔を思うと、なんでも許せた。
(先日見た「300」の俳優たちも、お腹周り太かった。ルトガーも、筋肉で太かったのかも!!!)
以下ネタバレ含む↓
セバスチャンの家でのデッカードとの死闘で壁から顔が出るタイミングもばっちり覚え、「痛かったぞ」「ひどいことしてくれたな」って字幕も全部覚えた。
女性陣(ダリル・ハンナ、ショーン・ヤング、ジョアナ・キャシディ)はなぜかまったく好みでなかったが、夫はレイチェル好きだったそうだ。
8回の内訳は、ロードショー3回に、近所の名画座2回に、遠方の名画座(池袋文芸座とか)3回、、、って感じ。
そして、すべて映像から台詞からすべて覚えているはずなのに、初めて見るシーンがあったことがあった。たしか近所の名画座だ。
えーーーと、だいぶ忘れちゃったな、、、。
○タイレルを殺す時、目をつぶすが、血がどばどばでる。
○もうすぐ寿命で意識が遠のく時、クギをさすが、クギが手の裏側にもりもりと盛り上がる
○プリスとデッカードの戦いでプリスがデッカードの鼻の穴に指をつっこみ、上にごりごりあげる。。
もっとあった、10個はいかないが、5個以上あった!!!こんな重要なことを忘れてしまうなんて!!(悲)
ディレクターズカットは夫と見に行った(結婚してなかったけど)。
受け入れられなかった。
ハリソン・フォードがプロデューサーの命令でしぶしぶ入れたナレーションかもしれないが、それも含めて私には1982年に見たのがブレードランナーで、それを気に入っていたのだ。
そりゃー、説明なしで、いろいろ自分で想像できて、それぞれ解釈があって、芸術になったのかもしれない。
でも、私にはもうデッカードは、バツイチで、ホールデンのせいで職を干されたが、差別用語の激しい上司に連れ戻され、母親がピアノを弾いて、、、、。ナレーションで説明された「それ」以外は考えられない。
たしかに、デッカードも写真を集めるなぁ~と、1982年版を見ながら思ったものだが、あのナレーションがあると、デッカードがレプリカントなんて、ありえないのだ。
最初にディレクターズカットを見ていたら、もっと面白かったんだろうか。いまさらわからないが。
で、DVD。劇場公開版は、LDにはなったが、いままでDVDで発売されなかった!!!ディレクターズカットはDVDになっているが、これまたひどい画質である。
それが、12月14日に発売されるんですよ!!!
スピナーその他の得点がついたやつとdvdだけのやつ
どちらもね、
(1)リドリー・スコットが製作25周年を記念して再編集。『ブレードランナー ファイナル・カット』(2007) 初ソフト化
(2)劇場公開前のリサーチ試写で使用された、オリジナル本編『ブレードランナー』ワークプリント(1982) 初ソフト化
(3)US劇場公開版『ブレードランナー』(1982) 初DVD化
(4)『ブレードランナー 完全版』(1982) 初DVD化
(5)音声・画質初リマスター『ディレクターズカット/ ブレードランナー 最終版』(1992)
なんですよ!!!!
これは絶対ほしいじゃん???
ほんとはもうDVDソフトは買わないで、HD-DVDなりブルーレイなり、移行しようと思ってたんですよ。
でも、新世代ソフトが出るのはファイナル・カット(2007)だけなんですよ。ひどいな~、リドリースコットぉ、それともワーナーがひどいのか?
しょうがないので、買いますよ。フィギュアはどうしようかなぁ。ユニコーンのフィギュアなんていらないしなぁ。安いほうかなぁ。。。