Meg77

レナードの朝のMeg77のレビュー・感想・評価

レナードの朝(1990年製作の映画)
3.6
大好きなロビン・ウィリアム目当てで鑑賞。

レナード役のロバート・デニーロと共に、主演2人が素晴らしかったです。
セイヤー医師は、見方によってはマッド寄りになりそうな言動でしたが、終始患者への愛に溢れた人でした。
レナードは、目覚めた時の表情が赤子のようで、純真さが伝わってきましたし、彼が眠っている時もずっとそばにいる母の愛がすごい。

目覚めた人のシーンがすごく好き。舞台のような影絵のようなファンタジーのような、不思議な世界でした。


もちろん素晴らしい作品なんだけど、観終わった後に「ああ、自分はレナードみたいな病気じゃなくて良かった。感謝して明日も生きて行こう。」という彼を反面教師とした感想を持ってしまい、もやっと自己嫌悪。
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