ほち

レナードの朝のほちのレビュー・感想・評価

レナードの朝(1990年製作の映画)
4.2
切なくて悲しい、でも心温まるお話。
でもやっぱり見終わったあとはやりきれない気持ちが大きい。

自分の体や精神が正常と異常を行ったり来たりするのは、どんなにか辛いことだろう。
しかも心が正常なうちは、自分の変化を感じとって絶望する。
その途中経過を見るのが辛い。
そしてレナード役のロバートデニーロの演技が上手く、飽きることなく見入ってしまう。

出てくる人物がみんな心優しく、その触れ合いを見て落ち込んだ心が癒され、レナードの苦悩に共感してまた沈み…を繰り返し、あっという間の2時間だった。
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