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テラビシアにかける橋のoliveのネタバレレビュー・内容・結末

テラビシアにかける橋(2007年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

こんな作品だとは思ってもいなかった、全く前情報なく見始めてこれほどイメージと違ったことはそうない。
スクールカーストの下の方にいるらしいジェスはまぁまぁ根性なし、その子が転校生レスリーと出会って心の目を開く。子供なら誰でも憧れる秘密基地のような場所、そこで自分達だけの世界が繰り広げられる。
ファンタジーだけではない、現実社会を生きながら時々二人だけの世界に入り込む。
レスリーを好きだけどあこがれの先生に誘われたら一緒に行こうとは言えなかった、ジェスの気持ちはわかるしその後悔もよくわかる。
ませた妹がオバサンになったときの様子が想像できてしまうのがおかしかった。
分かりにくいけどたった一人の息子に対する父親の気持ち、妹を大切に思う兄の心情、自分の経験を話すことで辛いジェスに寄り添おうとした教師が皆優しかった。
悲劇的なストーリーは悲しかったけどジェスがきっといい男に成長するだろうという感じがした。
スクールバスの運転手がよかった。👍
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