晴海通り

ロスト・イン・トランスレーションの晴海通りのレビュー・感想・評価

3.7
本国では売れなくなって日本でのCMやバラエティなど(懐かしの『マシューTV』が…!笑)の仕事をしに出稼ぎに来てるビル・マーレイと、旦那の仕事の関係で日本について来たけど友達もいないし旦那からは放ったらかしにされてるし、という日本でどことなく「Lost」してる2人が同じホテルに泊まってることで出逢い交流する物語。最後、2人はどんな言葉を交わしたのか。
2人のぼんやりした虚無感と、2人を受け入れてるようで実は無関心なだけにも見えるTokyoがリンクして、「Lost」な感じがひしひしと伝わってきます。2人が東京を駆け抜ける様は現代版『ローマの休日』とも言えるかも。しゃぶしゃぶ屋さんでお肉のメニューを見て、「何が違うんだ?」「…さぁ」という会話で笑った。冒頭ロングショットでスカーレットのヒップが(ぱんつ履いてるけど)観られます。音楽がよかった。
晴海通り

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