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ロスト・イン・トランスレーションのkoのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

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大好き映画だった、、、

夜の渋谷の映画館で観られたのが本当に嬉しくて嬉しくてたまらない!! 再上映ありがとうなユニクロ!!!
霞んだ映像に映るこの都市の異様な孤独感、、、映画館を出ると同じ場所に立ってて、何もかもが特別だった。あちこちから聞こえる喋り声が、いかにも日本って感じに聞こえたりもした。

初めて観たときは日本のダサさが目立って見えてすごい嫌悪感があったけど、今回は東京の全てを映すことに成功してるやん………東京…….トーキョー…….好き………………..と思った。
東京の喧騒も空虚さも、格好良さも格好悪さも、全部しっかり本物を切り取ってる印象。
東京住んでても、彼らと同じように都会はどこか別の惑星みたいに感じる。だから外国人から見たトーキョーってこんなかぁ!というよりは、そうそう東京は私にとってもトーキョー!!という感じだった。
特にビル群を突き抜ける首都高の惑星感が大好きなので、映画館でじっくり見られるのは贅沢だった。

海外の上映でも日本語字幕はないのいいね。ロストイントランスレーション…!奇妙な国で迷子のような言葉では説明がつかない孤独感を、翻訳も言葉もなしに完璧に伝えてる。感覚的表現がえげつない。

カラオケとエンドロールの風をあつめて良すぎるな…………………😭😭😭

スカヨハ若い!!!!! この頼りなさが演技なのか、当時の不安と重なっていたのか解らないけど、とにかく脆くてよかった。泣きながら電話してるスカヨハ………..若……..。
表参道乗り換えで渋谷に行っている……….!!!!!
シャーロットは若くて美しくて賢いけど、何もなくて弱くて惨めで強がってウゥ…..幸せになってね…….

ビルマーレイの顔!! 控えめな存在感がgood!
居心地悪そうにしてるけど、日本の根底にある静と共鳴しちゃってるのよね。
風呂に浸かりながら「もうパスタは嫌だ!」と言うボブ、良さがあるね。
ボブ弾けると迷惑系YouTuberみたいになるの嫌すぎ~
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