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百年恋歌のodyssのレビュー・感想・評価

百年恋歌(2005年製作の映画)
2.7
【三部作だけど二番目がいい】

台湾映画。侯孝賢監督作品。 

三部構成をとっており、同一の男優と女優を使って、1911年、1966年、2005年の若者たちの恋愛模様を描いている。

私としては66年のが一番感性に合ったけれど、やっぱりこれは1950年代生まれという人間の感受性の限界ですかね。苦労して再会した男女が、無言で一緒に料理を食べているシーンが秀逸。一緒にいるだけで楽しい、って雰囲気がよく出ている。男女の関係ってのは、こうあるべきなのだ、と断言してしまいましょう。
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