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パリ、ジュテームのmimicotのレビュー・感想・評価

パリ、ジュテーム(2006年製作の映画)
3.8
石畳が輝く雨の夜の美しいパリ
街全体がブルーに染まる夕方のパリ
美しい橋がかかるセーヌ河岸
路地裏、カフェ、地下鉄...
風景を眺めてるだけでも幸せなのに、それぞれの監督が手腕を発揮した作品を観ることが出来る
次々に話が変わって、もう終わってしまうのーって思う作品もありました

一編約5分に詰め込まれた、世界の監督によるパリへの愛
パリの街角で起こってる日常を画面を通して観てるような気持ちになる、18のオムニバス作品

パリのメトロは緊張する..
観光客のスティーヴ・ブシェミが遭遇した体験を描いた「チュイルリー駅」のユニークさ、シュールさは流石コーエン兄弟だった

パリのカフェにはジーナ・ローランズみたいな素敵な婦人が座っていそうだし、暗闇にはオルガ・キュリレンコみたいなヴァンパイアが本当にいそうです
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