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クローズ・アップのせのネタバレレビュー・内容・結末

クローズ・アップ(1990年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

映画監督のフリをして家族に近づいたサブジアンが詐欺未遂の容疑で逮捕された実際の事件の裁判を映したドキュメンタリー。
本人が再現ムービーを撮ってるのもすごい。
演技と現実、ドキュメンタリーとフィクションが分からなくなってくるのが面白い。
裁判官のあなたは次から誰を演じたいですか?に対してサブジアンが自分自身です。って言うシーンが印象的。人々は誰しもが自分を演じていると言ってるようなそういう問いかけにも聞こえる。
モフセン・マフマルバフは実際に存在する映画監督だけど、最後に本物のマフマルバフがサブジアンと一緒にバイクに乗っているのはそうした演技と現実の境を強調させるような象徴的なシーンだと思う。
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