すごく良かった。
誰もが妄想するもし自分があの人だったらっていうのを本当にやっちゃった人のお話。すごくバカバカしいし、恥ずかしい罪なんだけど、どこか他人事じゃないように感じた。
彼が言っていた「…
ライクサムワンインラブを見た後で、先に見たこの映画の感想を書いているので、すごく「境界線」という言葉が浮かんでくる。ドキュメンタリーとフィクションの境界線の破壊。キアロスタミはわりとずっとそれをして…
>>続きを読む魅了されない自分に不安を感じる程
とても評価が高い
モフセン・マフマルバフ監督になりすました映画ファン、ホセイン・サブジアンの実話
裁判の様子に温かみを感じる。イランでは他ケースの裁判もこういう…
冒頭のゴミの中から花だけを拾うシーンや缶が転がっていくシーンなど、意味のない場面が妙に美しかったのが印象的。
事実と虚構を混ぜることで、そのどちらともつかないような雰囲気になっている。
終わり方に…
現実の記録映像と、演出された再現映像で編み上げられた映画。
映画監督とはすなわち権力を表す。
黒澤明監督は画に不必要だからと、一般民家を壊したという逸話も存在するように、その場において一切の決定権…
凄い映画
キアロスタミ監督の作品はいつも境界線が曖昧ですが、この作品は特にその性質が強く出ているように思います
ドキュメンタリーなのかフィクションなのか、映画用の演技なのか素なのか
そもそも撮られ…
このプロジェクトが成立したこと自体、通常の映画構造から逸脱しており、冒頭のスプレー缶が坂道を転がり落ちるショットはあまりに象徴的で、映画的なフィクションとしての比喩を強く感じさせる。そのため最初はド…
>>続きを読むずいぶん昔にDVDを買っていましたが再鑑賞はだいぶ久しぶり。大好きな『友だちのうちはどこ?』('87)のDVDを買った時の特典だったかな?
『友だちのうちはどこ?』でも感じましたが、キアロスタミは…
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