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突然炎のごとくのれのレビュー・感想・評価

突然炎のごとく(1961年製作の映画)
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“ジュールとジムと、カトリーヌの三角関係”って一言で言えちゃうんだけど、いちいちoh...そこをそう描いてきたか……!となるから最初から最後まで釘付けだったな、、、
それぞれがオーストリア・フランス・イングランドってのもあり、第一次世界大戦の背景も流しながら、三人の感情の“揺れ”を細かく共有してくれる感じ。カトリーヌという女の子は、ジュールからもジムからも愛を求める欲深さ(と、それに伴うあざとさ)の象徴。めちゃんこ可愛い小悪魔!!!!そんで全部ぶっ壊す感じも、も〜〜〜カトリーヌちゃんやってくれますねェ!🔥🔥🔥と拍手したくなるラスト。友情・恋愛・三角関係・結婚・戦争・偶然・死ってもう全部が心地よいスピード感でしっかり描かれてるのが最高。

〈1961,突然炎のごとく〉〈1971,恋のエチュード〉どちらもアンリピエールロシェ原作の三角関係最高原作ありきでもあるので、セットで観るとよりコントラストがすごい。
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