トリュフォー初期の名作。
長年、1人の女性の危うさに翻弄されてるダメな男達の集まり。
一見普通の男女なのに、どこか狂っている。
カトリーヌという女性の魅力に虜になってしまうジュールと親友ジムの三角…
男2人と女1人の三角関係。漱石の「こころ」「それから」のような繊細な大人の苦悩を描くドラマ…なわけはなかった。
女は自由奔放だし、片方の男と結婚しても2人の男は仲がいいし、誰も葛藤してねーな、とい…
自由奔放である意味スキャンダラスなカトリーヌは一次大戦前の時代ではかなり稀有な存在だったかもしれません。彼女にはモデルがあったとのことですが当時のパリは文化人たちが押し寄せてカフェで議論を交わしてい…
>>続きを読む恋愛こわい!
夫婦という形が正解と限らない。
いや盲信的に信じることや、他人への欲を抑えるという美徳はやっぱり最終的に自分に得なんだな
この時代は男がどんどん情けなくなって女の人が権力を持ち始め…
面白かった。トリュフォーがこうも何度もやばい女を描くのは、流石に実体験あってのことだろう。ボヴァリー夫人のようにロマン主義的な愛を求め(途中でゲーテの『親和力』を読んでいたりする)男を振り回すカトリ…
>>続きを読むジャンヌ・モローの主演作には彼女以外の俳優ではきっと成し得ぬであろうと思わせるものが多いのだが、三人の男女の奇妙な恋愛関係を描いた本作もそのうちのひとつにして、複雑な感情を秘めたこのヒロイン役を演じ…
>>続きを読む美しき男女の交錯が証明する不確かさとは。
原題の「ジュールとジム」が示すように、やはり友情を貫き通すことは叶わない男と女という器。とても歪な生活は三人にとって至福のひとときであるように、表面上で…
前半の青春の輝きがヌーヴェルヴァーグらしく、ものすごく瑞々しく撮られている。男二人女一人の枠に囚われない関係、太陽の光、海、森、走り回る風のような三人。ロケでの撮影はその輝きを一層美しいものにしてい…
>>続きを読む(C)1961 LES FILMS DU CARROSSE