Koshii

閉ざされた森のKoshiiのレビュー・感想・評価

閉ざされた森(2003年製作の映画)
3.6
一体何が真実なのか!?

少しずつ明らかになる事件の片鱗。ただそれは、語り手の主観が含まれており、膨大なパズルのピースの一つに過ぎない。

ピースはやがて、二次元的、三次元的に組み合わさり、形を変えながら真相へと迫っていく。


雨風が乱れるその森で、レンジャー達の身に何が起こったのか。
そして、彼らのBasic(基地)には何が隠されているのか。

そのパズルの完成図は、是非ご自身の目でご覧になって頂きたい。


以下、ネタバレや感想を含みます。










内容はかなり自分好みでしたが、自分の飲み込みの悪さや、読解力不足もあって、話の展開についていくのがやっとでした。そのため、エンタメとして映画を楽しめる頃にはエンディングを迎えており、複雑な映画を観たというのが率直な感想です。


展開の切り替えしが多く、その必要性の是非を検証しようと、鑑賞後ノートに情報を書き出してみました。しかし、鑑賞者にそこまでさせるのは「映画として優しくない」と考え、まとめるのをやめました。

もし二回目を観る機会があれば、各キャラクターの動機と真相に着目して鑑賞できればと思います。
Koshii

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