ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン！の拓馬のネタバレレビュー・内容・結末

「カーチェスもなければ銃撃戦もない、警察の仕事は本来地味なものだ」

序盤、周到に仕込まれた地味で無難な前フリ展開にまんまと引っかかってしまった。

フルスロットルで展開する疾走感の中に散りばめられたグロ描写と挿入曲は、本編のスパイス的役割となって直接頭にぶち込まれる。

そこに上質なシリアスとサスペンスが効きまくって、何ならコメディの方がおまけだったと言わざるを得ない。
清涼炭酸水を一気に飲み干したような爽快感に満たされる映画だった。