またヤベー映画に出会っちまった。コメディだって? いーや、違うね。何がなんだかわからない、けどめちゃしびれる映画だぜ。
ホラー界隈では超メジャーな作品。おバカな前半で油断してたら、突然グロ描写を叩きつけてきやがる。生首、爆殺、石塔アンパンマン、リアルバーニングなどなど。刺激が大好きな僕らも大満足さ。
そして村ホラー、からのガンアクション&カーチェイス。カオスが過ぎる。ジジイババアが銃を撃ちまくる。あまりの激しさに笑っちまうぜ。
極めつけは男の友情。ベタだけどカッコいいんだな、これが。興奮しないわけがない。
前半はスルーしてたギャグパートも、クライマックスまでくると微笑ましい。ひとつ爆笑したのは、銃撃戦のさなかに到着したベストビレッジの評価委員たち。登場は一瞬だが、タイミングよすぎて拍手笑いしちまったよ。
ん? ちょっとこれ、なんか既視感あるなぁと思ったら『黄龍の村』だ、阪元裕吾監督だわ。もちろんこの作品のほうが古いんだけど、大好きなエドガー・ライト監督と阪元監督の作風が似てるのは嬉しい。
ハチャメチャでジャンルカオスな作品だけど、とにかくおもしろいから観て!