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狼の死刑宣告のkmtnのネタバレレビュー・内容・結末

狼の死刑宣告(2007年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

出だしのやり取りでケヴィンの性格が語られる。良識と正義を愛する理想的な父親であることが分かる(投資会社の社員の言葉とは思えないが)。
そんな彼に降りかかる凄惨な事件。そこからの復讐劇なわけだが、とにかく最後までバイオレンスで悲しい。
立体駐車場での車内の暴力描写や、家の中を散弾銃で追い回されるニック…思い返すとどれも素晴らしかった。次男に自分の心情を吐露するシーンもグッとくるが、やはりベストは最後にビリーと同じソファに座るシーン。「俺たちそっくりだぜ…」。
すごく切ない。ベーコンはやはり良い役者。
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