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大空のサムライのShoMのレビュー・感想・評価

大空のサムライ(1976年製作の映画)
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実在の帝国海軍パイロット・坂井三郎の自伝的映画。映画はほとんどフィクションらしい。題名にある「サムライ」を藤岡弘が体現。

丸山誠治、須崎勝彌と東宝戦争映画の主要スタッフで製作されているが、作品の性質上、大局的な物語ではなくあくまで坂井三郎個人の視点で進む。

かといって主観的ではなく、弟を喪った看護婦(大谷直子)や捕虜になったため軍から戦死を望まれる部隊(隊長役は地井武男)などのエピソードが挟まれる。

川北紘一監督が特撮監督(特殊技術)を手掛けた初の作品のため、特撮シーンは目を瞠る。
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