大空のサムライの作品情報・感想・評価

大空のサムライ1976年製作の映画)

製作国:

上映時間:102分

ジャンル:

3.4

「大空のサムライ」に投稿された感想・評価

藤岡弘主演。

伝説の撃墜王坂井三郎の、大東亜戦争でラバウル戦線での航空隊で活躍してた作品。

坂井は、心情として生きて基地に帰る事を、部下にも徹底して言い聞かせてたのが作品の中で大事な幹になってます。

でも、一人、また一人と部下が亡くなっていき。

やがて、戦局は悪くなる一方で敵の航空機も性能が上り、零戦の性能も調べられて。

零戦の戦術も、命懸けになって・・。

なかで、双発機が捕虜上がりの乗組員で、軍から自爆命令が出ていて明日は特攻と言うときに、坂井率いる航空隊が護衛に付くシーンは、良かったです。
後のシーンが、余計胸に突き刺さります。

この作品、藤岡弘が好演していて、ラストの帰還シーンには手に汗握りました。

時代的に、ミニチュアと操演が主で、実物大の零戦も製作されてると思われ、特に戦闘機のドックファイトと、爆発シーンは、若干ビアノ線が目立ちますが素晴らしい出来映えだと思います。

この作品を観たら、また「永遠の0」が観たくなりました。

ちなみに、特撮好きな私としては
「仮面ライダー」「マッハバロン」「アステカイザー」の主役と他にもたくさんの特撮俳優が出演していて、観てるだけで気持ちが高陽しました。
絶対正義坂井三郎「私の視力は2.6に達した。それは訓練の結果である」そ、そんなバカな……

片足着陸した零戦の爆発炎上が見事。ラジコン機によるオープン撮影(青空、夕焼け)も素晴らしい。確かに吊りとはスピード感が違う。被弾して煙を引くときに効果的で、一式陸攻自爆ショットがとりわけ良い

本編ではラバウル基地空襲シーンが派手

藤岡の髪がモヤモヤ
零戦の撃墜王坂井三郎の物語。
当時天下の東宝だけあってのドックファイトの戦闘シーンの特撮は迫力満点!
日本の戦争映画では珍しくhappyend?!
実際坂井三郎は太平洋戦争生き延びた方だからこうなるのか?
実在した日本海軍の零戦撃墜王、坂井三郎が主人公の作品。
映画に対してこんな事を言うのは本末転倒だろうが、エピソードや演出がいちいちクサいですね。
他の方のレビューにもありましたが、坂井三郎自身が喋り過ぎだと思いますε-(´∀`; )

第三者の視点から振り返る感じだと、印象も変わったのかなぁ…。モロ、永遠の0寄りになっちゃいますが(苦笑)

特撮は迫力があります。
Catman

Catmanの感想・評価

3.0
おおいに感銘を受けた『太平洋奇跡の作戦キスカ』と同じ監督&脚本家、なのに全然乗れない。凄く物足りない。全体的にステロタイプな描写が多く、取って付けたヒロインの登場など主軸が細い脚本にも感心出来ない。零戦の色や形状が実際と違うとか諸々ディティールへの違和感も強いけど、一番の不満は主役の坂井三郎(藤岡弘)が、独白でぜーんぶ状況や心理状態を説明してしまうこと。そりゃあ本作の基になった坂井氏による自伝小説は当然ながら本人語りによるものなんだけど、映画なのだから音と映像による演出で表現して欲しい。緊張感が必要な場面でもいちいち説明的なモノローグが差し挟まれるのでシラケてしまう。特にクライマックス。瀕死の筈なのに喋り過ぎ。だから無音で陸攻の最期を描くシーンは美しい。あと日本の特撮は、昔から音が駄目だと思う。
この映画が60年代に作られていたら…なんて思ってしまいました。
Yasu

Yasuの感想・評価

3.2
原作読んでないので何ともだが、まぁまぁ。

藤岡弘、が藤岡弘、だった。

零戦の戦闘シーンは見ごたえあり
小学生の頃何度も読んだ、坂井中尉の戦記!
特撮も、70年代当時と考えれば、違和感なく観ることができた。
グラマンとの15対1のエピソードは欲しかったが、それは、現代での技術での再映像化に期待!
JBL

JBLの感想・評価

3.5
表題は同じだが、内容は出版されている坂井三郎の自伝に基づかないオリジナル作品である。
映画の冒頭で坂井本人が登場して、戦後は赤十字飛行隊で活躍している名乗っているが、坂井が赤十字飛行隊に在籍したことはないなど、内容に多数のフィクションが存在する。

基本的に戦闘シーンは特撮で行われており、CGのリアリティに目が慣れてしまっているせいで、こちらの方が臨場感があり、当時の特撮技術の高さを感じさせる。
色んな小さいエピソードがあり、映画というよりアニメの総集編を見てる感じ。原作の本はあんまり関係ない。笹井隊長のデレっぷりが良い。戦闘シーンは普通だが、陸攻隊の最期はとても印象に残る。
nori007

nori007の感想・評価

3.4
坂井三郎氏の自伝的作品で、海外やかつての敵国アメリカでさえ評価されている人物。
自分も、氏の著書はほとんど読破しました。そしてようやく映画化作品を見ることが出来たのでした。
主演は日本の侍魂を受け継ぐ藤岡弘、さんと特殊撮影に川北紘一さんという当時としては最強な布陣で製作されたと思われる。上官との階級を越えた友情や部下の死など著書の中からのエピソードがいくつか登場するわけだけれども、肝心の坂井氏の掘り下げが全くなされていない。さらに撃墜王としての坂井氏の活躍シーンはほとんどない。これは「大空のサムライ」の作品としての意味合いをなくしてしまっているに等しい。その割にはお涙頂戴的なエピソードが追加されていて、無理矢理悲劇を作り出してしまっているのはいただけない。

本来であれば、飴色の機体の零戦で、フィリピンへの出撃から始まり、空の要塞を初撃墜。そしてグラマンとの激闘と順をおって作ればかなりの名作となったとは思うのだが。。

とは言え、作品のスピリッツは感じるし70年代当時に一度映画化してくれただけで嬉しいと思う。この作品がなければ後の「永遠の0」も登場しなかったかもしれないのだから。
最後のシーンだけでも実写で見れたことが良かった。

願わくば、現代のCG技術を駆使した再度映画化を望む。
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