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さよならジュピターのShoMのレビュー・感想・評価

さよならジュピター(1984年製作の映画)
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小松左京が夢見た日本の『2001年宇宙の旅』。設定や特撮、羽田健太郎の音楽は非常に良いんだけど、世間の評価通りあまり良い映画とは……。

火星の極冠の氷の下から現れる地上絵の掴みは抜群。OPタイトルの木星基地へ降下する宇宙船TOKYO-Ⅲのカットや、ジュピターゴーストの設定やデザインも。

ただ要素の詰め込み過ぎで上手く物語に集約されず、肝心の「木星爆破計画」も詳細がわからないまま進行。ジュピター教団周辺のJAWSみたいなサメの件もムダに長かった。無重力SEXもクライマックスと対比させれば上手くいったんじゃ?
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