ドスティ

アラバマ物語のドスティのレビュー・感想・評価

アラバマ物語(1962年製作の映画)
3.7
不朽の名作「ものまね鳥を殺すのは(原題)」を初視聴。

ほぼ子供の視点で社会的弱者や黒人差別はじめ様々な偏見が描かれ、単なる美談や英雄譚ではなく心に残る。

正義と法を信じる高潔で超カッコいいグレゴリー・ペック演じるアティカス・フィンチは、確かにアメリカの良心を体現したヒーロー。

隣人を愛し、相手を気遣い親切に。
名優ロバート・デュヴァルは映画デビュー作から強い印象を与える。

家父長制や白人の救世主的な要素はありつつも、舞台が1930年代南部で製作された1962年当時を考えるとリベラルだと思えた。

近年アーロン・ソーキンが脚色した舞台版はちゃんとアップデートされてるのか気になるし、いつか観れたらいいな。
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