このレビューはネタバレを含みます
劇場版クレヨンしんちゃんの第12作目の作品。
「カスカベ座」という潰れた映画館の中に潜り込んだしんのすけ達5人組。館内を探検している内にしんのすけを残し、他の4人が姿を消してしまった。仕方なく自宅へと帰るしんのすけだが、4人がまだ帰宅していないという連絡が野原家に入り、野原家はカスカベ座と向かう。そして館内のスクリーンを見ている内に野原家は気付くと西部劇の世界にいた...。
今作のクレしんは結構子供向けにしては、ショッキングなシーンがあり、今作は「ただのクレしん映画じゃないぞ!」という感じが出ていました!
(風間君のしんのすけへの腹パンチやムチ打ち、みさえへの扱い等)
この作品のポイントの一つにしんのすけとつばきちゃんのロマンスが挙げられると思います。しんのすけはこれまでアニメ版を含め、好意を寄せる女性は、女子高生以上というしんのすけ独自のルール(⁉)が存在していました。しかし、そんなしんのすけが今作で初めて中学生位の年齢であるつばきちゃんに恋愛の感情を抱いています。(それも愛の告白まで...)
だからこそ春日部に戻った際のラストは、様々な考察の余地を残しているのだと思います。