このレビューはネタバレを含みます
ユナイテッドシネマで鑑賞。
国際保健機構を襲撃したテロリストが
研究中の細菌兵器に感染した状態で大陸横断列車に乗ってしまい、車内で感染が広がっていくというサスペンス映画。
コロナ禍の影響で公開当時よりも恐ろしさが生々しく感じられる。テロリストが他の乗客と接触する度に心臓が締め付けられる気分になる。
後半は乗客を犠牲にしてでも事態を隠蔽しようとする軍との戦いに移っていく。安全性に問題のある鉄橋へ到達する前に列車を止められるかどうかの攻防からクライマックスの転落まで緊張感たっぷり。救いを感じさせないラストが重苦しい。