ワイスピ3作目の舞台は東京！
悲しいほど楽しめない映画でした、、
タイトルにドリフトって付いてるだけあって、これでもかと執拗にタイヤを擦り付ける。直線で走ればいいやんとなるコースもなんその。いわゆる”直ドリ”を決め、ドヤ顔するという展開が延々と続く。
展開もいまいちパッとしないので早々に飽きてしまうようなそんな内容。
加えて、主人公達の過去や背景がダサい。関係ない人を巻き込んでおきながら、飄々としている姿もクールを履き違えていてダサい。
東京という舞台をほとんど活かせていないのだが、本作で描かれていた日本の文化は興味深いものがあった。
「こんなの日本じゃない。」と日本人の私達からすればそう思うかも知れないが、本作を観る人達の中の日本のイメージが再現できているならそれで良い。否定するのは無粋であり、本作を観た人がこの日本を楽しめているのなら、東京を舞台にして正解だったと言える。と、完全に漫画「もやしもん」の受け売りなのだが、新鮮な日本の姿を見ることができた部分については満足している。
話がそれたのだが、主人公に肩入れできないと、どう転んでも面白くなりようがないということを改めて感じた映画だった。
