くろのにつけ

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFTのくろのにつけのレビュー・感想・評価

2.5
WOWOWのシリーズ一挙放送にて初鑑賞中です。

ドミニクでもブライアンでもない、素行の悪い高校生ショーンが主人公です。
開始15分程で舞台は東京に移ります。
そして日本の高校に転校してきたショーンが学ランを着て学校に通学して「ウワバキ」という日本語を教師の柴田理恵から教えられて覚える展開...だと!?
学園モノにガラッと話が変わっていて、なんじゃこりゃとこの場面で目が点になりました(笑)。
おかげでスピンオフだってことですねと即効で理解はしましたがポカーンとしましたよ。
3は1,2とは別物だと割り切って考えた方が良いかもしれません。
確かにドリフトが見せ場でしたし舞台は東京なのでTOKYO DRIFTってタイトルは裏切ってなかったですけど(笑)。
千葉真一の登場シーンでまた話が明後日の方向の別次元に飛んでいったりします。
チャプターごとの話がひとつにまとまってこない映画という印象でした。

しかし海外から見た日本ってこんな感じなんでしょうか。
格好付けてもズレているようで、なんかちょっとダサい決まらない雰囲気が漂っており、街を行く若者のファッションセンスが微妙だったりします。
カタコトの日本語はもういっそ全部英語に統一してやった方が締まった気がしました。

妻夫木聡のゴーっていうシーンは、ああこのシーンは公開時にテレビのCMで観た覚えがある!ってなりましたが本当少しだけの出演だったんですね。
同じく少しだけですが、ちらっとだけドミニクが出演していたので、辛うじてワイルドスピードのシリーズではある感がありました。

ハンがショーンに渋谷のスクランブル交差点を渡る群衆をビルの屋上から見下ろして語るシーンの台詞は良かったです。
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