くろのにつけ

本能寺ホテルのくろのにつけのレビュー・感想・評価

本能寺ホテル(2017年製作の映画)
2.5
本能寺ホテルのエレベーターを通じて、綾瀬はるかが本能寺の変の起こる前日の本能寺にタイムスリップして信長や蘭丸に会うというお話。

映画館で観たわけでもなくWOWOWでの鑑賞で、超絶ファンタジーなんだなと期待値を下げて観たので最後まで観れました。
本能寺の変の前の戦国時代がメインではなく、あくまで現代の綾瀬はるかの役の、会社が倒産して無職になってやりたい事もなくこのまま彼氏と結婚して良いのだろうかという悩みが主軸で話が進みます。
綾瀬はるかの演技がまんまいつもの綾瀬はるかで新しさがなかったですが、それが好きな方はそれ目当てに気楽に観ても良いかも。
堤真一の織田信長が突然現れた見慣れぬ綾瀬はるかに、森蘭丸以外の家来よりも優しすぎる親切すぎる良い人すぎる信長で、こんな信長だったら明智光秀も謀反しなかったんじゃと思わされましたが。笑。
本格的な歴史物やタイムスリップものが観たい方には絶対おすすめしません。
結局この映画は何がしたかったのか何を伝えたかったのかが不明だったり、信長を出す必要性だったりとかいろいろモヤっとする部分もありますが(笑)、ちょっとした息抜きに変わった世界観の映画を観たいかなって方は軽く観ても良いかもしれません。
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