凄惨な映画だった。
事実に基づいているので映画という形式をとった記録映画と言ってもいいかもしれない。
日本ではあまりなじみが無いアフリカのルワンダという国で起きた出来事はニュースで見聞きした覚えはあったが、実際に映像で見ると身体が震える思いだ。
同じ国の人間の部族対立。身分証明書にはフツ族かツチ族かの区別が書かれている。国連軍から軽くあしらわれ、救出には白人や外国人を優先される。
最近起きたアフガニスタンがタリバン政権になった時も、現地スタッフの救出は後回しにされていた。
見知らぬ土地で起こった出来事を知り、何が原因なのか、今どうなっているのかに関心を持つことができた。