スローモーション男

ホテル・ルワンダのスローモーション男のレビュー・感想・評価

ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)
4.5
 ルワンダの二大部族ツチ族とフツ族の内戦で1200人以上のツチ族を救ったフツ族のホテル経営者の物語。

実話ということでかなり残酷な物語で直接的描写は少ないですが死体が無惨に道端に転がっていたりするリアリティー溢れる怖さがありました。

「シンドラーのリスト」に似ています。別の人種ですが必死で守り抜きます。シンドラーは金目的のためにユダヤ人を守ることから本当にユダヤ人を救うために戦い、このオーナーもツチ族の奥さんを守ることからツチ族全てを守ることに変わっていきます。

ホアキンフェニックス演じる記者が途中から帰って登場しなくなったので彼が真実を伝えたのでしょうか?そういった描写を付けてほしかった。

大勢を救った主人公の勇敢な姿に心打たれた映画です。