うーーーーん
映像は綺麗だったけどポカホンタスに共感できなかった
日本でポカホンタスと言えばもうすっかり外国かぶれの女みたいな言葉として定着しちゃってるけど、
映画見た事ないなと思って鑑賞。
最初はポカホンタス美人だしスタイル良いし、周りに流されない芯がある女性だなと思っていたけど、
ジョン・スミスが登場してから外国かぶれ女にしか見えなくなってしまった。
(てかジョン・スミスって名前ふざけてるの?定番すぎない?)
ディズニーの主人公がそこまで深い理由が無く恋に落ちて結ばれるのはあるあるだけど、
なんだかんだ他の要素でその違和感は打ち消されるから楽しく見れる。
けどポカホンタスは最後まで「なんで?」が残って楽しめなかった。
出会ってから2人が恋に落ちるまで、ちょっと会話したくらいだったからまじでフィーリングでしかない。
ポカホンタスも突然英語が完全に理解出来るようになるのも、「ファンタジーだから」だけでは納得できない。
ジョンのことが好きになってから急にベタベタし出すのもなんかしんどかった。
キスも他の作品よりねっとりって感じでそわそわした。
曲はcolor of the windはやっぱり良かったけど、それ以外が特に印象に残らない。
てかあのヴィラン?の名前も思い出せない。歌声もそんなに好きじゃない。
映像は綺麗だった。
ジャングルブック見た後だったから、線が綺麗すぎて感動した。
てか全編通してほんとによく動く。物凄い数描いてるんだと思うし、人間の動きがすごくリアルだった。
彩度が低めだから他のディズニー作品みたいなキャッチーさはないけど、
だからこそポカホンタスの周りを時々舞うビビットな葉っぱたちが映えててよかった。
ポカホンタスの周りで定期的に風が発生するけど、
その度に髪の表現が綺麗でそこも良かった。
ただ髪をバサバサ動かすだけじゃなくて、髪が肌を撫でてから風になびいたり、サラサラ感とか質感が表現されてた。
まあそういうシーンになる度に完璧な構図でポーズ決めるポカホンタスには笑ったけど…
※以下ネタバレ
両陣営が対立した時、ジョンに会いたいという自分の恋心を「村のみんなを助けるためよ」とかすり替えて主張するのもやばい。
結果的に2人の「トゥルーラブ」に謎にみんなが納得して平和になったわけだけど…
てかココアム可哀想すぎ。
真面目でむさ苦しいみたいな理由だけでポカホンタスから拒絶され、
それでもポカホンタスを助けに行った先で殺され…
村のみんなもそれに怒ってたのに、
結局ポカホンタス(リーダーの娘)の愛のスピーチに納得してほんわか〜になっちゃうし。
てか最後食べ物?イギリス陣営に渡してたの謎すぎ。
イギリス陣営何かいいことした?
重要な若者殺して島の環境壊して去っていったのに、村長「いつでもウェルカム」とか言ってるし。謎。
総括、ストーリーに共感できなかった。歌も少なくて、曲の良さでごり押しとかもあんまりなく…
でも見れてよかった。