おゆ

ハウルの動く城のおゆのネタバレレビュー・内容・結末

ハウルの動く城(2004年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

初めて見たけどめちゃいいやん

利己的で臆病なハウルの変化

ソフィがおばあちゃんと元の姿と行き来するのが、ソフィの感情の動きが見えてよかった。
若い姿の時はハウルへの恋心。

あとは荒地の魔女を介護する時も若い姿。
一方でマルクルの前では、面倒見のいいおばあちゃんだったりするのよね。
周りの人に合わせて立ち回りを変えてるみたいな、私たち人間が社会でやってることが目に見えて現れているのが面白かった。

序盤から「容姿」に関する描写が多かったけどルッキズムに対する問題提起だったりするのかな?
どんだけ外見を着飾ったって、それは本当の意味での「美しさ」ではないよね。
自分に自信があったり堂々としている姿が一番気品があって美しいよ。


毎度のことながら素晴らしい音楽と、アニメーションとかイラストの美しさが、ワクワクさせる。

ジブリの音楽は単なるBGMの域を超えてるよ。
メインのストーリーとかアニメの進行を妨げない、あくまでBGMなんだけどでも主役にも見えるみたいな
本当お互いがすごく絶妙なバランスをとっている気もする
けど、音楽の主役感もすごい(いい意味で)
この辺言語化するのむずいけど
ジブリの劇中歌として(歌詞がない歌でも)有名になったりそれでコンサートが行われたりするのは楽曲としての魅力が凄まじいってことなんだよね。
これかなり特殊な事例って思う。
ディズニーもこれは超えられない。
ディズニーは「ミュージカル」としての音楽がメインで有名なイメージ。
(どっちがいい悪いではなくね。)
おゆ

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