純愛だなあ。
宮崎監督ってかなりのロマンチスト。
浮気者で、
あんなに家が汚くて
魔王になるかもしれないハウルを
愛したソフィー
見た目が90歳のおばあちゃんでも
命をかけてソフィーを
見守ろうしたハウル
自分に自信を持ち
自分の意思で生きるということ
コンプレックスという呪いから
解き放たれるということに
何より必要なのは
愛することと
愛されることなんだと
この物語は伝えていると思いました。
加えて、家族のあり方、
戦争にまつわる善と悪
美や権力などへの人間の欲望
など
さまざまな角度から色々なメッセージが伝わる作品だと思います。
それゆえに
理解するのが難しくなっているけど
その世界観や
映像の素晴らしさだけでも
十分楽しめる大作なので
ひとまずは
ただ感じるままに観たらいいんだと思います。