藍住

ハウルの動く城の藍住のレビュー・感想・評価

ハウルの動く城(2004年製作の映画)
4.0
ジブリ映画を観直す週間と勝手に決めて再鑑賞。
歳を重ねて観るとハウルのこえが木村拓哉で本当に良かったと思う。
臆病で、不安定なハウル、そしてソフィーを守ると決めた真っ直ぐさ、全て木村拓哉じゃないとできなかっただろう。
ソフィーを演じている倍賞千恵子も演技の幅が広くてただただ脱帽。
主演の2人が本当に良い仕事をしている。

脚本はやはり所々引っかかるところがあり、それでいいのか?と疑問もある。
特に後付けした戦争の話が最後まで足を引っ張っており、後付けした割には適当に話を片付けて終わるのが非常に勿体無かった。
ただ、ハウルが実はソフィーとずっと前に出逢っていたという伏線が最初に繋がるところは何度観ても素晴らしく、最後のハッピーエンドで気になっていた箇所などがどうでも良くなってしまう。

久しぶりに観たハウルは心が躍ってとても楽しかった!
藍住

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