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ハウルの動く城のtottsunのレビュー・感想・評価

ハウルの動く城(2004年製作の映画)
3.9
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「ハウルの動く城」
父親の帽子店で日々、帽子を作りつづけていた18歳のソフィーは、ある日、荒地の魔女に呪いをかけられ90歳の老婆になってしまった。ソフィーはハンサムだが弱虫な魔法使いハウルと出会い、奇妙な共同生活を始める。
公開時父親と珍しく2人で映画館に行って鑑賞したのを覚えてます。
鑑賞した当時、映画鑑賞にそこまで慣れていない単純な脳みその持ち主だった私はキムタクらしくないという周りの意見ばかり気になり怒涛の展開に完全に置いてきぼりを食らった人間である。
その時は何となく、全体の印象としては「楽しかった」と感想を述べてカルシュファーのメモスタンドを買ってもらったのも思い出しました。
「魔女の宅急便」の時も書きましたが今作こそ「一生に一度は映画館でジブリを」の時に映画館で見たかった作品の一つです。
最近思うのは金曜ロードショーの類は見たつもりになってるだけなのだと反省したのでしっかり向き合って鑑賞したかったのです。
そんな心持ちで今回は鑑賞したわけですが…私は大人になったのでしょうかね。
今まではソフィの恋心はざっくりと理解していたもののあまり深く考えていなかったんですが今回それについて思いを巡らせるシーンが何度かありました。
荒地の魔女に魔法をかけられた時には歩くたびに骨がポキポキなって背中もだいぶ丸まったしわくちゃなおばあちゃんだったけど気がつけばソフィの見た目や振る舞いが前半と後半ではだいぶ違ってくるんだなと思いました。
初めて見た時は何で寝てる時だけ若返ってるの?ってモヤモヤしたんですけどね。
声も以前は常におばあちゃん(倍賞千恵子そのもの)にしか聞こえなくてイライラしたの思い出したけど、今回はそこまで気にならなかったかな。
私も結婚して共に生きる存在がいる身としてはあのハウルの名台詞は刺さりました。
今までさらっと流してた自分を反省。
私的には☆☆☆.9かな。
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