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ティファニーで朝食を 4Kのtottsunのレビュー・感想・評価

ティファニーで朝食を 4K(1961年製作の映画)
3.4
「ティファニーで朝食を」🎬27
ニューヨークのアパートで猫と暮らしている娼婦ホリーは、宝石店ティファニーの前で朝食のパンを食べるのが大好き。ある日、彼女のアパートに作家志望の青年ポールが引っ越してくる。自由奔放で不思議な魅力を持つホリーに次第にひかれていくポール。ところが、テキサスからホリーの夫が彼女を連れ戻しにやって来て…
午前十時の映画祭にて鑑賞。
私がチケット買った時はガラガラで席選びたい放題だったんだけど、上映が始まるとほとんどの席は埋まってて、ゴールデンウィークのファーストデーというのもあるんだろうけど…オードリー・ヘプバーンって本当に人気なんだなぁ。なんて思ったり。
実は初鑑賞なんですよね。
それでも、ティファニーの前で黒いドレスとサングラス姿でクロワッサンかじったり、窓辺でギター片手にムーンリバー歌ってるシーンやミッキー・ルーニー演じる日本人のような?ユニヨシが怒ってるシーンは見たことあったからこの映画がもたらしてきた影響の大きさが窺える。
一方で話は少し薄っぺらさがあるというか…現代とはまた違った女性観が描かれていて理解するのが難しい。
それが当時の世界観だと言われてしまえばそれまでなんだろうけど…
現代でこの女性観とあのユニヨシを描いたら女性差別や人種差別だと炎上するのは間違いないだろうな。
衣装と曲はとっても素敵で良いんだけど…なぁ。
清純なイメージだったオードリーがこの役を演じことでアメリカでは驚きが走ったらしいけど…すっかり今では彼女の代表作の一つとしか知らない私からすると不思議な感じ。
小説は未読のため、映画のイメージと異なるという声もあるようなので少し気になるところ。
私的には☆☆☆.4かな。
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