YAZ

絞首台の下のYAZのレビュー・感想・評価

絞首台の下(1959年製作の映画)
3.6
脇役がんばるミステリー観る

北海道で暮らす千早
東京出たまま音信不通の恋人憲
から数年ぶりに手紙が
住所頼りに会いに行くとまさかの
刑務所で殺人罪で服役中だったが

面会した憲が刑務所の中が安全だ
からと謎の言葉を
殺人の裏に何かあると感じた千早は事件
の再調査を記者長門に依頼する

若き赤木圭一郎演じる憲の更なるまさか
の行動やら怪しい弁護士やらで面白くな
りそうと期待したけどそこまでは
黒幕が黒幕のままで姿の欠片も見せない
ので敵が最後まで全く見えない

最後の最後でバタバタと謎が解けるけれ
どきっとあの人達だろうなと想像させる
だけで曖昧なまま
あの人達なら名前は出せないのも分かる
けどもう少し匂わせても良かったかも
テーマは硬派な社会派ですけどね

長門の恋人渡辺美佐子が一番目立つ
美佐子ネエサン目当てで観たけど僅かな
出番な脇ぐらいの予想まるで違いました。
美佐子さんに頼ってばかりで何もせずの
長門は置いといて美佐子さんの映画と
いう事で

憲が樺太生まれというのが事件とは関係
ないけど関係あるような
YAZ

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