このレビューはネタバレを含みます
将来有望だったプロボクサーのジム・ブラドックは右手の怪我により引退を余儀なくされる。世の中は大恐慌時代、ジムは数少ない仕事で家族を養っていた。そこへ一夜限りの試合を元マネージャーからの依頼が舞い込む。
実話を基にした作品。
家族との絆がとても強く、辛くても苦しくても家族のために必死になる。
大恐慌時代のアメリカ、庶民の苦しい暮らしぶりが描かれている。
そんな中で庶民であるブラドックがボクサーとして返り咲き家族のため、そして庶民の苦しみを打ち消すかのように闘う。
無敵と言われるマックス・ベアとの闘いは
見応えがあった。
ボクシングから退いた後のブラドック一家が、その後も晩年まで穏やかに暮らせたという事もハッピーエンドで良かった。
ラッセル・クロウ、レネー・ゼルウィガーも良かったがマネージャー役のポール・ジアマッティがとても良かった。
ロン・ハワード監督作品