にこ

秋日和のにこのレビュー・感想・評価

秋日和(1960年製作の映画)
3.6
今週は紀子さんシリーズの娘原節子、ではない母なる原節子です。
40歳にしてはおきれい過ぎて惚れ惚れしちゃう……

本作は晩春の母娘ver.、といったところ。
お母さんと娘の二人暮らし、娘のアヤ子は24歳でそろそろお嫁にいく年頃。
お母さんは嫁にいってほしいが、父を亡くしている母が大切で大好きで、結婚せず今のままずっと暮らしていければいいと思っている。
亡き父の友人のおじさま三人組は年頃のアヤ子の結婚を取り持とうとするがなかなかうまくいかない。
そんなおじさま三人組の下世話なやりとりやアヤ子の友達百合子のキャラがとにかく立ってて、晩春よりもちょっとコメディちっくで面白いです!

母と娘の設定は今までの父と娘よりも境遇が私と似ているのでより共感して感動出来るかと思っていたが、これがそうでもなくて、他に姉妹がいるから私が結婚しても、という気持ちが大きいからか、母のことは大好きだけど、アヤ子ほど一人にしても心配するような母ではないからだろうか……笑

母と秋日和を見たが、母としてはできる娘のアヤ子がお気に入りで、こんな娘だったらよかったのになぁ、なんてイヤミ言われました笑
だめな娘でごめんなさいね笑
なので最近リビングでぼーっとしてると
「アヤ子みたいになりなさいよ!まったく!!」
と怒られます。ごめんなさいね笑

この昭和の女性たちは現代にはいない美人な人が多くてびっくりする。
原節子もそうだし、司葉子、岡田茉莉子、ちょろっとしかでてないけど岩下志麻。
なんというか、品があるんだよね、昭和の女性は。
アキ子役の司葉子なんて、当時私と同い歳だなんて見えない………むしろ私が未だに子供っぽすぎるんだよなぁ。。。
アヤ子みたいにゃなれねぇ……
新しいバイクも買っちゃったし、いつになったら落ち着くんだかなぁ笑
にこ

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