小津映画では、平凡な人間しか登場しないし、大した事件は起きないし、登場人物が泣いたり叫んだりもない。ごく普通の家族の日常を映しているだけに見えるのに、なす術もなく過ぎていく時間が確実に捉えられていて…
>>続きを読む気持ちいい〜。セリフも、画面も、劇伴も、リズムを刻んで僕を心地良くさせてくれる。
物語は、あのおっさん3人の下世話に始まる毎度の娘の結婚話だし、女性の扱いには「ん?」とはなったけど、終盤は胸がぎゅ…
里見とんの原作を、『浮草』のコンビ野田高梧と小津安二郎が共同で脚色し、小津安二郎が監督した母娘の愛情を描く物語。
物語は、共通の友人・三輪の七回忌をきっかけに、旧友・間宮、田口、平山の3人が、未亡…
面白くなくて退屈でした!ただ、映画としての完成度はやはり高いと思うので、もう好みの問題ですが、私には小津監督は合わないと思いました。ただ、こういう時代感を映像には残しておくという点では、大いに意義の…
>>続きを読む亡き友の七回忌に集まった三人の旧友たちが、遺された娘の結婚と未亡人の再婚を促そうと計画したことにより生じる母娘のすれ違いと和解を描く。
他家の結婚や再婚の話に気を揉む三人の旧友たちの姿があまりにも…
痒い所にメンソレータム映画ランキング第1位
三輪の七回忌の法要が行われ、学生時代の友人間宮、田口、平山の三人が久しぶりに集まる。彼らは三輪の娘アヤコに縁談を勧めるが、アヤコは結婚すると母秋子が一人…
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