秋日和の作品情報・感想・評価

「秋日和」に投稿された感想・評価

三四郎

三四郎の感想・評価

4.2
佐田啓二が早稲田出身ということで佐分利信の子供たちが「紺碧の空」を歌っているのがいい笑
『青春の夢いまいづこ』にしても『淑女は何を忘れたか』にしても、小津作品は大学と言えば「早稲田」が登場する。
kiuche

kiucheの感想・評価

4.5
オフィス廊下の天井梁の深さがかっこいいし旅館もアパートも襖の壁紙がかわいい。ガン切れしてる岡田茉莉子がすごく良い。おじさん三人組も味わい深いし、最後の原節子の笑顔の悲しみと優しさと喜びの纏い具合に感銘を受けます。。
秋もたけなわということで、鑑賞
もう、3回目
好きにも程がある

毎度のことながら、結婚話
小津さんの作品の大半は、結婚について

小津さん自身、生涯独身だったのにね
なぜか結婚についてとことんこだわりをもった人、不思議な人だな

幸せになるために結婚するのではなくて、結婚は成熟の場なのかもしれない
だから、結婚したい!のではなくて、結婚はしなきゃならないものと思うようになってきた

まあ、考えは人それぞれですけど

秋日和は、母と娘のストーリーということもあって、自分の母親もおそらく同じ台詞を言うだろうな、というシーンが多々あり、少し哀しい気持ちになった

小津さんから大人になりなさいと、そう言われているようで、ちょっぴり緊張してしまった2時間弱
ちろる

ちろるの感想・評価

4.0
ドライなゆりちゃんとウェットで潔癖のあやちゃん。
私が男なら付き合うのはゆりちゃんかなぁー。
「晩春」の時の原節子の恨み節とかぶるあやちゃんのお母さんへの恨み節。
もちろんこれは全く別のお話だけど、こうやって回りまわってくるのかぁと笑った。

でも女の子はある時から母親と姉妹みたいに親友みたいになる時がくる。
いつまでたってもお母さんの事が心配だし、甘えても居たい娘心を小津さんはなんで男なのにそんなことまでわかるのよーって感心しました。

親友の七回忌の酒の席で美人の未亡人を品定めする。
父が不在のあやちゃんの結婚の世話をしたがってこぞって自分の手柄にしたがる。
老いも後半に差し掛かっても、気持ちはまだまだ現役で憧れの君を取り合ってた学生気分が抜けきれないオヤジたちのダメっぷりと無邪気さが面白い。

周りがやんのやんの言ったってまとまる時はまとまるし、だめな時はどうしたって上手くいかないものなのだよね。
ゆりちゃんとあやちゃん、ちゃんと仲直り出来たさどうか心配してる。
浮浪者

浮浪者の感想・評価

3.5
初婚と再婚の併走が招く災厄。単なる関係者が、当事者以上に認識者となり得たときにもたらされる威力。この威力がもたらす説得性こそが「教育」という聖なる瞬間を立ち上がらせる。
りさこ

りさこの感想・評価

4.0
『秋刀魚の味』でも容赦なかった岡田茉莉子が、ここでも!こういうエネルギー溢れた女性が価値観を変えたんだろうな、ありがとう👏(笑)
小津作品3作目にして、このパラレルワールド的な世界で見えてきたことが多々あって、そういう視点も癖になるんだろうなぁ。

私は音の使い方と色彩と話し方と、おじさん方の飲み風景と、竹を割ったような女性たちが好き(だからウェットなアヤ子さんはちょっと苦手)。
原節子さんが国民的女優っていうのがよくわかる素晴らしさだったけど、個人的には『秋刀魚の味』の笠さんの方がグッと来た。
Junko

Junkoの感想・評価

4.1
今日から寒露。
本格的な秋の始まりに観れて良かった。

オープニングから小津作品に溢れる
品の良さが滲み出ていて、
謎の安心感に包まれる。

仲の良い母と娘のお話だけど、
分かる部分もありつつも
いやいや、ちょっと親離れ子離れしないととか思ったり。

小津作品のおじ様三人組は
観ていて楽しいし、
司葉子と岡田茉莉子のファッションが
古いけど可愛い!
岡田茉莉子演じるゆりちゃんが可愛すぎて、うっとり。
原節子様のネイルの色合いが上品!!

カメラワーク、構図、色彩、小物と
今作も観ていて本当に楽しかった◎

秋日和って優しくて暖かいんだけど
どこか寂しい。
何だかこんな映画の様な日和だなぁ。
佐分利信、中村伸郎、北竜二のトリオのやりとりが最高におもしろいですね。よくもまぁ会話がポンポンと出てきますわ。『彼岸花』もこのトリオでしたね。岡田茉莉子のしゃしゃりっぷりと勝気な性格がかわいくって、なおかつ物語の推進力にもなっててとても良かったですよ。勝気なセリフにきゅんきゅんもいたします。話は『晩春』のお母さん版で、こちらの方が説得力ありましたし、後味も良かった。寂しさが爽やかです。
やっぱり小津の色づかいはとても好みです。アングルと芝居、編集のテンポも落ち着いていて心地良い。
あと衣装が可愛いかったです。

おっさん三人という組み合わせは割と古典的だけれど、良いトリオだよね。『浮草』の三人組も面白かったし、小津のユーモアセンスは好きです。サイレント時代のコメディから変わってないですね。

ゆりちゃんが見た目も性格も好きすぎてやばかった。あんな子いたら惚れちゃうよ。
えな

えなの感想・評価

4.2
仲良し母娘の話。女友達がとってもかわいかった〜。小津安二郎の作品は今年初めて観てはまってみてるけど、嫁に行かない娘の話多くない?数日前に晩春を観たけど同じテーマでも父親と母親だとラストが違ってぐっときた。
女友達役の女優さん1995年頃の作品見るとおばちゃんになっててびっくりした。面影ないw
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